ユニクロと無印良品。
どちらも庶民の味方とも言える価格帯のラインナップ。
しかし、この2つのブランド。
どちらか一つで組み合わせるより2つをミックスさせる方が見栄えが良くなりやすいと思う。
もちろん、それぞれのブランドの特徴を抑えてファッションの法則に当てはめて行くことが大事だが。
今日はそんな2つのブランドの長所と特徴をファッションの法則に当てはめて考えてみたい。
ハゲのおっさんが主観で勝手にブランドイメージ等書いてしまっているが心広く読んで頂きたい。
目次
ファッションの法則A・Y・I
この法則についてはコチラの記事にも書いているが、やはり重要な事。
私はコーディネートにおいて大切な順番は
- シルエット
- カラー
- 足元(靴)
だと思っている。
1番のシルエットを抑えるうえでA・Y・Iの法則は知っておくと非常に役に立つので覚えておこう。
アルファベットをシルエットに当てはめただけの事だが、意識するだけで洒落たシルエットを成立させる事が出来る。
- A 上半身が細く、下半身にボリュームを出す
- Y 上半身にボリュームを出し、下半身を細く
- I 上半身も細く、下半身も細い
では、これらを理解した上で、ユニクロと無印良品の服の特徴を考えてみよう。
ユニクロの特徴
無難なシルエット。
つまり万能で誰もが着られるサイズ感とシルエットのモノが多い。
CMや広告ではやたらスタイリッシュな外人が着ていて勘違いしやすいがシルエットとしては緩めになっている。
裏返せばシルエット的が基本的に日本人体型には緩めに成ってしまいやすいという事だ。
あとユニクロは流行抑え、細やかな部分での改良が行われていくのも特徴だと思う。
特にパンツは流行で大きく形が変わりやすい部分もあるから流行を抑えておきたい時には、非常に便利なブランド。
そしてサービスの良さ、価格、商品の手に入りやすさなど他のファストファッションブランドの中では群を抜いていると言っていいだろう。
また他のブランドとのコラボ商品などにも良いものも多い。
無印の特徴
商品のシルエットは、シンプルイズベスト&オーガニックといった感じのものが多い。
形が日本人向けに作られていて、買ってみて広告写真との差異が少ないとも言える。
また、ユニクロよりもアウトラインが直線的になりやすい商品が多いのも特徴。
これはシルエットを比較的細めに見せる事に長けているという事。
つまり視覚的にはボリュームをスッキリさせやすいという事。
あと無印良品は全体的にカジュアル系に向いている。
あくまでイメージだがカジュアルには無印良品。
特にオーガニック系ならば無印良品の方が圧倒的に分があるだろう。
ボーダーシャツ(バスクシャツ)はもはや永遠に使えるデザインで何枚持っていても使えるし品質も良く、価格も求め安く庶民の味方。
しかし、残念な所はアウターの商品が少しだけ野暮ったく感じてしまう時がある。
私の世代よりやや世代が上の人がカジュアルに着ている分にはいいとは思うが私には少し趣味で無いものが多いといった感じ。
では、それぞれの特徴をふまえてA・Y・Iの法則それぞれに当てはめていってみよう。
Aパターンでのユニクロと無印良品
A 上半身が細く、下半身にボリュームを出す
上半身に無印良品
無印良品はジャストサイズを買っておけば、丈やアームホールもスッキリしていて問題ない。
個人的には無印のシャツは丈の長さはインしても、しなくても丁度良く出来ていて個人的には非常に好きな商品。
下半身にユニクロ
パンツにユニクロを使う場合は、とりあえず殆どの日本人はお直し決定なので裾丈には気を付けたい所である。
1番いい方法は店員に気持ち短めでといっておくと1番無難なサイズにしてくれる。
ユニクロのパンツはコスパが良いぶん作りに関しての細部のこだわりは少ないが流行を的確に抑えた作りなのでシーズンごとに何本か揃えるのも良いだろう。
そして揃えやすい価格で提供されているのも嬉しい所。
Yパターンでユニクロと無印良品
Y 上半身にボリュームを出し、下半身を細く
上半身にユニクロ
ユニクロのシャツ類は基本的に丈が長めの商品が多いのがネック。
この部分は殆どの店舗でのお直しはしてくれないのでお直し専門店に持っていくのも有り。
しかしTシャツ類は品質もよくデザインも面白いものが多いので夏場はYパターンが非常に生えやすいと思う。
また冬場でもセーター、カーディガン等は緩めで着たほうが良い物が多い。
下半身に無印良品
無印のパンツに関しては作りもよく日本人の体型にマッチしていて非常に良い。
同じくファストファッションのZARAのように足の筋肉まるわかりのような細さでなく極めて自然な作りで良いと思う。
この価格帯では細部の作りも細やかで非常に品質が良いと思う。
裾上げについてはタタキ(カジュアル向け)なら無料でしてくれる。
Iパターンでのユニクロと無印良品
この場合は両方が細身のシルエット。
体型的に無理な場合もあるが上手く着こなせばスッキリとしたシルエットを完成させる事も出来る。
このIパターンはどちらのブランドが良いとも断言は避けたい。
ただ少し見栄えを良くするコツを挙げると、オシャレに見えるかどうか?には重要なポイントがある。
それはカジュアルとフォーマルを上手く取り入れながら、全体的にはややフォーマルが良いという所。
先程、述べていたブランドのイメージを参考にしてコーディネートしていけば自然に良いコーディネートが出来ると思う。
またIパターンの場合は少しだけ小物などにコダワリを入れた方が良いだろう。
全体的にスッキリしたIパターンでは小物も引き立ちやすいので参考にしていただきたい。
まとめ
あれこれと書いてみたがユニクロと無印良品、この2つは価格的に庶民の味方。
うまく使う事でオシャレを楽しめる。
個人的に、本当のオシャレさんとはファストファッションブランドもサラリと着こなしているような人だと思う。
これは洒落た人が着ている服を着ただけではオシャレになれる訳は無く、洒落た人が服を上手に着こなしているという訳だ。
全体的なコーディネートをバランスどうしても考えられない、単純に面倒くさいという人は最初だけトータルコーディネート代行サービスを利用するというのもいい選択だ。
対面で気兼ねなく相談もできるし、自然に自分に合う服へと導いてくれる。
地方などで対面のサービスが受けられない場合はLINEを使って相談もできるファッションレンタルサービスを利用すればコーディネートされた服を届けてくれる。
気に入った服は買い取りも出来るのし、何よりしばらくサービスを利用することで傾向を掴んでしまえば解約しても問題ないだろう。