何年か前から、MA-1が流行っている。
(2022現在はとうに落ち着いた感があるか・・)
私の世代にすればMA-1の流行は人生において二回目の流行でちょっとした恥ずかしさも伴うがやはり現代風にアレンジされていてパッと見てのオシャレに着ている人を見ると素直に良いなぁと思う。
この現代風のアレンジというのはアームホール(特に二の腕周り)が細くなっていると共に、素材もあの頃のフライトジャケット特有の着膨れた様なモコモコ感も無くなった。
素直にスタイリッシュに完成されていて格好いい。
私もMA-1を少しだけ着たい気持ちはあるのだが、スキンヘッドの私には少し思想に癖のある人に見られてしまう!?と勝手に自意識過剰になってしまいがちで今ひとつ手が伸びない。
そこでMA-1的な着こなしに近い(近いか??)だろう、ドリズラージャケットとスウィングトップを取り上げて考えてみる。
目次
スウィングトップとドリズラーは一着は持っておきたくなるアウター
春先や初秋などには大活躍するこのアウター。
豆知識的に2つの違いは知っておいた方が良いと思うので簡単に解説する。
スウィングトップとドリズラーの違いは?
まずは両者を見比べてみよう。それぞれAMAZONで検索してみた画像を挙げてみる。
正直な所どこに違いが・・???となってしまう。
正解は、一般的には一緒のモノと認識として良いのだが、一番の違いはスウィングトップは総称として呼ばれているモノ。
対してドリズラーは商品名だ。
形としてはどちらもゴルフ用ジャンパーの形となっている。
書いていてゴルフ用ジャンパーという単語が何だか恥ずかしいので、ここからは海外でも通用する総称のハリントンジャケットと書かせてもらう。
さらに抑えるべきポイントがある。
もっと分かりやすく言えばドリズラーはアメリカのマクレガー(McREGOR)社の商品名。
スウィングトップは総称として呼ばれているが、一番良質、かつオシャレな商品として認識されているのはイギリスのバラクータ(Baracuta)社のモノだろう。
つまり、ハリントンジャケットにおいては、アメリカの雄とヨーロッパの雄が存在しているという事。
もちろんどちらを選ぶかは好みの問題だが。
ちょっとモデルに違いがあるのでこの画像だけで判断はしないように。
あと違いとして分かりやすいのは2つを並べた場合、マクレガーの方はシャツ襟でバラクータの方は立ち襟。細かい部分は他にもあるが特に分かりやすいのは襟の部分。
ハリントンジャケットを選ぶなら
先程挙げた2大ブランド、どちらも同じようにスポーツウェアの流れでカジュアルに着るモノだが、気をつけないといけないのはどちらも上手に着こなさないと作業着感が出てしまいがち。
とくにアースカラーのモノは気を付けたい。
個人的にはバラクータが好きだ
個人的には英国ブランドが好きなものが多いのでやっぱりバラクータ。
強いて他に理由を挙げるとしたら高倉健の愛用品という所だろうか?
あとバラクータのハリントンジャケットとしてはG4、G9の2つが型が存在する。
リブ(袖部分のニット)無しがG4で有りがG9だ。
個人的にG4の方が好みだがG9の方が人気が高い気がするのは私だけか??
高倉健がG9着ていたからでは!?とちょっと思うが違うだろうな・・
ドリズラーについても
個人的な趣味でバラクータだけ取り上げるのも何だか始末が悪い気がするのでドリズラーについてもちょっと補足する。
印象としてジェームス・ディーンが着ていたと思ったがこれは間違いのようだ。
詳細はWikipedia(ドリズラー)に詳しく書いてあった。
ただし、やはり着ていたのは同じくマクレガー社製のモノで形はほぼ一緒。
気持ちの問題だが、よりカジュアルに着るならドリズラーの方が適しているイメージかな?