マウンテンパーカー原点のブランド!シエラデザインズがカジュアル派にオススメ

とりあえず持っておきたいアウターの代表格、それがマウンテンパーカーだ。

ざっくりと上から着こなせてそれなりに見えてしまう。

いまでは通勤時などのアウターに着ていても

「山行くの!?」

なんて誰も突っ込む事もないだろう。

私の場合、ぶっちゃけ山など登らない、それどころかアウトドアの遊びなんてほとんどしないのだがマウンテンパーカーは好き。(何より便利だしね)

で、ふとある時に気づいた。

それは最新の本気で登山出来てしまいそうな高機能のマウンテンパーカーなんて街着オンリーの私には要らないな・・・

さらに街着派の私には困るのが、アウトドアブランドとは機能性・素材の進化と共にデザインも変わっていくところである。

毎年いろんなブランドからNEWタイプ、NEWデザインのマウンテンパーカーが売り出されるたびに目移りしてしまうのである。

パタゴニア、ノースフェイスなどの一流どころの最新バージョンを追いかけだせば、お財布事情には厳しいものがある。(もちろん良いアイテムはずっと着ていればいいんだけど・・)

目移りの激しい私は持っているマウンテンパーカーから少し新しい素材やデザインの出現にちょっと愛着が失われてしまうのだ・・

が、言って機能性関係なしに形だけ取り繕った街着の為だけのマウンテンパーカーは少し軟弱でそれはそれでちょっと悲しいのである(あくまで個人的なイメージね)。

最近はファストファッションも含め各メーカーが形はマウンテンパーカーとなっている完全街着のアイテムも多く、価格の安いモノもラインナップされている。

街着オンリーの私には本来それで十分なのだが、ちょっとだけ本格の匂いはさせておきたいのだ。

、言う訳でこの問題を解決する為の方針は、機能性はボチボチで良し!街着オンリーのデザイン不変の定番マウンテンパーカーという事になった。

で、なんやかんやと辿り着いた答えがシエラデザインズのマウンテンパーカーだ。

私物より ちなみにカラーはグリーン

なにせ素晴らしいのは50年以上の歴史を持ち、すべてのマウンテンパーカーの原点

しかもデザインはほぼ不変でいつまで経っても古さを感じる事もなくコーデも簡単な優れものである。

夏以外のシーズンは活躍するアイテムなので一枚持っておくと非常に役立つので本当にオススメの商品である。

この記事では私が今となっては10年以上も愛用するようになったシエラデザインズのマウンテンパーカーの魅力を余す事なく紹介していこう!

シエラデザインズのマウンテンパーカーこそが街着の最高峰

さて、シエラデザインのマウンテンパーカーを説明する前にちょっと知っておきたいのはマウンテンパーカーには大きく分けて2種類有るという事。

それはマウンテンパーカーには

  • 素材や機能のどんどん進化していく本格派
  • タウンユース目的のカジュアル派

じゃーシエラデザインのマウンテンパーカーはどっち??って聞かれれば私はこう答える。

「昔は本格派!今はカジュアル派!」

なんじゃそりゃ??と言われてしまいそうだがいくつか理由がある。

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発売当時の先端クロスはコレ

まず、素材の60/40クロス。

現在の本格派マウンテンパーカーに使われるゴアテックス等の素材に比べれば機能面では劣る。

この60/40クロスとは、横糸にコットン約60%・縦糸にナイロン約40%の割合で織られた生地である、

この割合は計算から編み出されたモノで、普段はコットン60%で通気性も申し分なく、雨などで水分を少しコットン含んだ場合は、自然に生地の目が詰まりナイロン地の撥水機能が発揮される。

あと、コットンを含んでいるので透湿性も良くムレなども防ぎやすく、又、化繊オンリーのモノに比べると防炎性能も高くなる。

言うなれば現在のゴアテックスのようなモノであったのだ。(もちろんゴアテックスと比べると機能性は劣るのだが)

もちろん完全防水では無いし、本格的に登山をするなら現在の技術のほうが圧倒的に優れたアイテムが多いだろう。

しかし、それは山での話

街でカジュアルに使用するには現在でも十分な機能である。

またドローコードの配置等、ポケットの豊富さと一度着るとやめられない便利さである。

あまりポケットに多くのモノは入れる主義ではないのだが、ちょっとした時にこのポケットの多さはありがたい。

ドローコードについては使用する事は殆どないのだが一度、冬の呑み会の帰りにドローコードの存在を思い出して絞ってみた所、下からの冷気がアウターの中に入らないだけでこれだけ違うのか・・とありがたさを実感した事がある。

発売当初のデザインですでに完成されていた

まずマウンテンパーカーのデザインの基本はシエラデザインズからである。

簡単なブランドの歴史を簡単に説明すると、1965年にアメリカに、二人のバックパッカー、ジョージ。マックスとボブ・スワンソンの二人が出会って誕生したアウトドアブランドだ。

そして、なんと創立後三年後1968年には60/40マウンテンパーカーを発売しすぐにアウトドア界の関心を集める中心ブランドとなる。

そのマウンテンパーカーは1968年より50年以上経った現在も、カラーバリエーションやポケットなどのアレンジ等でラインナップは増えたが基本は一緒。

これだけ不変のデザインのアウトドアウェアって他にあるんだろうか??

現在はカラーバリエーションが増えた事もあり、かなりカジュアル使用をメーカーも意識しているのだろう。

今となってはどことなくクラシカルな形はアメカジ等の相性が良いのはもちろん、通勤時にサッと羽織っておくのも良いし、コットンを素材がコットンを含んでいるからか妙に化繊のテラテラ感もすくなく最新のマウンテンパーカーより違和感なく普段着に合わせやすい。

ぶっちゃけどんなシーンに着ていても良い。

ただし、本気の登山をする場合は残念ながら時代遅れのスペックだろう。

買う時に知っておきたい生産国の事

最近はアメリカ製のモノと中国製のモノが日本でも購入出来るようになった。

なにも中国製がニセモノっといったような事では無く、いわゆるライセンス契約によって中国でも生産が可能になったという事。

アメリカ製の方がモノとして良いのは当然だが中国製もそんな評判の悪いモノでもなさそうだ。

縫製の良し悪しなども見られるようだが、アメリカ製のモノでも年代によっては完成度にアバウトなモノだってある。

ひょっとしたら現在の中国製の方が良い事だってありえるだろう。

作り等は袖の部分がマジックテープ(アメリカ製)とボタン(中国製)の違いであったり、ドローコードに背中の大型ポケットの有り無しくらいかな??

ドローコード付き アメリカ製

背中にあるポケット 

袖部分、ここが1番分かりやすい違い

ちなみに背中の大型ポケットは山などで寒い時に何か(例えば新聞紙等)を入れて少しでも暖を取れるようにするような使い方が正しいようだ。

微妙な形の違い等はあるかもしれないが、はっきり言ってしまえば街着派には、こだわりが無ければそこまで気にする違いは無いといっていいだろう。

素材は同じく60/40クロスだが、色味や手触りが微妙に違う気もするが、ここらへんにこだわるかどうかは個人の自由だ。

価格面で中国製はたにかくコスパが良くアメリカ製の4割程度で買えてしまうので、そこまで長期間着るつもりでなく、なんとなく程よいマウンテンパーカーが欲しい場合や、色違いで何着か欲しい時などは十分考慮して良いものだと思う。

こちらは中国製のモノ↓

やはり袖の部分は気にすればボタンである事は分かる。

最初からカジュアルな雰囲気が強い。

間違いなくコスパは良いモノだと思う。

アメリカ製はコチラ↓

個人的にはエイジング(経年変化)も含めて楽しめるのはアメリカ製の方。

使い込んでいると、コットンの風合いが強くなるのかテカリが減ってくる気がする。

私はここらへんが味な部分だと思う。

まぁボロくても着ていると言われればそれまでかな??

でも10年戦士のアウターになると周りも慣れてきたのか何も言わないけどね。

マトメ

私の持っているアウターの中で最もポケットの多いモノがこのシエラデザインズのマウンテンパーカーだ。

普段は携帯とサイフと鍵の三点セットしか持ち歩かないが、このマウンテンパーカーを着るとついつい何かをポケットに入れたくなる。

冬場はカイロに春は花粉症対策グッズ(点鼻薬とかね・・)

そうそう、サイズに関しては中国製は表記通りに考えればいいのだが、アメリカ製は表記より大きいモノもある。

最近はネットショップでは日本サイズの表記も有るので心配はないがよく確かめてから購入した方がいいだろう。

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