このブログでは主にファッションの紹介は流行りを追わず、できるだけ定番、良品というイメージのアイテムを紹介して行きたい。
今回はブーツをオススメしたい。
一口にブーツと言ってもイメージは人それぞれで思いっきりファッションのみとしての愛用者もいればバイカーは履き心地や耐久度、女性用のいわゆるブーツは皮の経年劣化などは避けたいモノが多いと思う。
今回とりあげるホワイツブーツのセミドレスはいわゆるワークブーツ。
私はワークブーツとは皮のエイジングを含め足への馴染んでいく過程の醍醐味が味わえる最高の一品だと思う。
さて語りだせば、おそらく私の乏しい知識ではおっつかないほど靴に関する知識は山ほどあるが、とりあえず私の中で最も万能選手に近いだろう定番良品ブーツであるホワイツのセミドレスを紹介してみよう。
目次
ホワイツブーツのセミドレスをオススメする理由
ワークブーツの頑強さと、そしてドレッシーなファッションにも違和感なく使えるアイテム。書けば書くほど良いところしか出てこないのがホワイツブーツのセミドレス。
人によってはリペアを繰り返し30年履き続けたなんて事も聞いた。
しかしアメリカにはもっと長く履き続けるファンもいるだろうけど。
価格的には10万円ほどで、靴に10万というとやっぱり高いなと思う人も多いだろう。
しかしこのオススメするホワイツブーツのセミドレスは、季節もそこまで関係なく履け、しかもファッションとして足元を固められる価値があり、またリペア等の手入れを重ねながら長年愛用できるとなれば価格も納得!できるモノ。
特に使う年数を考えれば、お得感さえもあると思う。
コチラ↓の動画はホワイツブーツのソール交換の様子。
もちろん履き心地も最高峰。
ホワイツブーツのシャンクも含め殆どのパーツは皮で出来ていて履きなれていくほどに自分の足にフィットしていく。
またインソール部のアーチの作りは土踏まずを持ち上げるような仕様(アーチイーズ)で長時間の歩行の際も披露の軽減に一役も二役も買っている。
これは革靴全般に言えることだけど最初の履き心地はやっぱり硬い。
それが馴染んでくると自分の足の形、歩き方の癖とお互いが馴染んできていよいよ世界に一つだけの自分の足専用?と思うほどのフィット感が作られていく。
このフィット感が良くなっていく所が他のブーツと比べてホワイツブーツは抜群に良い。
上質な皮が自分の足に馴染んだ時にはもう二度と手放せないモノになっているはず。
作りの良さと丈夫さ&手入れのアレコレ
アッパーとインソールを縫う糸はかなり太い。
この糸は職人が自ら撚(ひね)りそれを蝋で固めたもの。この蝋で防水性もUPし耐久性も高めている。
また皮の質も選び抜かれた良いものしか使っていない。
カスタムオーダーなら14種類のレザーから選択することもできオーダー次第で自分なりのデザインを細かく注文することも可能だ。
こちらの動画ではホワイツの製造過程も見られる。
とにかく無骨な男くさーい動画だ。もちろんその男くささは丈夫な証。
上手なエイジングを楽しむという点においても手入れは大事。
日常的にブラッシングとレザー用のステインリムーバー(汚れ落とし)等の手入れは行ったほうがいい。
個人的には、手入れの道具はコスパの良い商品でこまめにおこうなうのがオススメ。
こまめな手入れで靴の致命的なダメージも防げる事も多いし、水濡れなどの場合は何よりも迅速な対応を行ったほうがいい。
最近は手入れの道具もセットになって2000円もしないものがある。
あとしばらく履かない時などはもちろん、出来るだけシューキーパーは使うほうが革に変な癖もつきにくいので用意する事。
このクラスの靴ならば1つ良品のシューキーパーを用意しておくほうがいいだろう。
コチラにオススメのシューキーパーについて書いてある記事もあるのでどうぞ↓
特にブーツ系にはブーツ用のシューキーパーを用意しておくと驚くほど形が崩れにくい。
合わせやすさ
デニムはもちろんの事、ジャケパンスタイルにだって違和感なく履けてしまう。
これは、歴史的にドレスとワークの境界線がまだあやふやだった頃の名残のデザインのおかげ。
とにかくコーディネートの幅はひろく使いまわしの良さは最高だ。
ブロックヒールなどに変えることで、よりドレッシーな雰囲気も醸し出せる。
個人的にはブーツの手入れをあまりせずエイジングを楽しむ人もいるが、ホワイツのセミドレスはやはり手入れをしてなんぼだと思う。
何よりオイルの馴染みが非常に良い皮なので手入れのしがいも有るというもの。
安く購入するのなら
アメリカ旅行のついでにファクトリーへいって購入するのがもっとも安く買う方法か??
もちろん交通費はかかってしまうのだが。
なかなか行く人はいないだろうが一応、地図を貼っておく。
それ以外で安く買うのなら中古品で程度の良い物が楽天などで、ちょこちょこ出品される。
この程度が良いというのは使用回数が少ないという意味でブーツ系は履き始めに、なかなか購入者の足に合わないと判断し売られてしまうものがあるからだろう。
こまめにチェックしているとそのような商品があるのでチェックしていくといいだろう。
また個人輸入でも安く購入することができる。
決済等をPaypalなど利用すると取引も比較的スムーズかもしれないが、やはり英語が得意な人向けの方法だろう。
まとめ
とりあえず購入するのならAMAZONや楽天でも購入できる。
カスタムをしたいのなら正規代理店を通して購入する事になる。
その場合の値段はやはり高くなってしまうのだが自分だけのカスタムをしたブーツの手入れは楽しい時間となるのは間違いない。
コチラは廃れる事なく履き続けられる定番のカジュアルブーツ、ドクターマーチンについて書いた記事↓。