黒井戸殺しの感想。野村萬斎の不思議な声・・でも完璧に面白い!

脚本を書いた人物を知らくても作品を見ていて、誰が書いたか分かってしまう。

それが三谷幸喜である。

私は今更ながら、黒井戸殺しという三谷幸喜脚本のスペシャルドラマを見た。

フジテレビの雑誌読み放題を利用目的で加入したオンデマンドサービスで出てきたので、なんとなーく期待もせずに見たのだが、おもしろかった。

ミステリー物なのでネタバレ無しに感想を書いていきたい。

原作はアガサ・クリスティでエルキュール・ポアロシリーズ3作目の【アクロイド殺し】という作品らしい。

ちなみに私は読んだことも聞いたこともないのだが、三谷幸喜が作品の舞台を昭和27年の日本に置き換えて脚本を書いている。

黒井戸殺しのあらすじ

ミステリー物のあらすじは入り組んでどうも分かり辛くなってしまう。

まずは、ここは公式サイトから相関図の画像を拝借しよう。

黒井戸殺し公式サイトより引用

この相関図で簡単に説明すると先ずは唐津佐奈子(吉田羊)が不審死(自殺?)してしまう。そして婚約者であった黒井戸禄助(遠藤憲一)が死後に届いた遺書を読む為に一人になった時に殺害されてしまう。

そして黒井戸と友人関係にある柴平祐(大泉洋)と黒井戸家の偶然隣住む探偵である勝呂武尊(野村萬斎)はホームズとワトソンのようにコンビで事件の真相に迫っていく。

とんでもなく端折って説明してしまったが、これくらいの知識で見出しても十分楽しめると思う。

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黒井戸殺しの感想

まず、野村萬斎の演技がちょっと作り込み過ぎているのだが、その演技に違和感はない。

ハッキリって音声だけ聞いていれば髭男爵の山田ルイ53世じゃないのか!?ってくらいに太い声だ。

この不可思議な演技に違和感をあまり感じないのは狂言師だという事を知っているからなのか、三谷幸喜作品特有のちょっととぼけた空気感だからなのだろうか??

まぁ、とにかく上手いと言ってもいいものだろう。

もう一人、大泉洋は相変わらずコミカルでシリアスに成りすぎない演技が良い。

三谷幸喜作品にはもう常連に成りつつある感もあるが、昔なら西村雅彦が演じてそうな感も強い。

もちろんそれぞれの演技の良さはあるが、両方とも三谷幸喜には使い勝手の良いキャラであろう。(ちなみに三谷幸喜脚本の真田丸には共演していた)

あと、全体をとおして感じる空気感は金田一の世界観にアガサ・クリスティーのミステリー要素を持ち込んだという所か??

日本の場合、代々続くような家柄の富豪層を描くとするとどうしても現代よりも戦後あたりまでが良いのだろう。

いわゆる土着の名門貴族のいる世界観は中々現代では描きにくいだろう。(もちろんトリックの成立も難しいというのも大きいだろうが)

で、ネタバレとまでは言わないが野村萬斎と大泉洋の二人の最後の表情だけは絶対にファンなら見ておいた方が良い。

そして全体を通してよく出来たドラマだったので時間のある人は見たほうが良い。

正直、原作を読んでなくて良かったと思う

原作をしっていたらラストの展開は、ここまで楽しめなかったと思う。

知っていてもそれなりに舞台設定の変更点などを見ながらは楽しめたとも思うが、やはり謎解きは所見が一番おもしろい。

野村萬斎と大泉洋はもちろん、それ以外のそれぞれの俳優も演技派ばかりで楽しめた。

個人的に秋元才加がこんな風に演技が出来るようになるとは思わなかったし、松岡茉優も【あまちゃん】で見ていた時より格段に演技がナチュラルに成っていたと思う。

まとめ

時間つぶしでみた割には思わず見入ってしまった。

三谷幸喜作品はウィットに富んで、おもしろい。

この作品も、ささやかなコメディーと重すぎないミステリーの空気感があって良かった。

この黒井戸探しYOUTUBEにも有ったが画面が小さく加工されていて見れたものでは無かった。

もし、見たい場合はフジテレビのオンデマンドサービスを使えば良いだろう。

ちなみに解約も簡単なので一ヶ月はフルに活用してみるといいと思う。

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