クローズとワースト。高橋ヒロシの名作をおさらいしたい時のアプリ

クローズとワースト。

ヤンキー漫画界の巨匠の高橋ヒロシが手がけた鈴蘭高校を舞台にした2つの漫画。

コチラのジャンク・ランク・ファミリーの感想記事にもチラッと書いたがヤンキー漫画界には2大ヒロシがいて、もう一人の巨匠は、【バッドボーイズ】【莫逆家族】【女神の鬼】を手がけた田中宏だ。

この巨匠の二人の漫画はヤンキーという括りと、もう一つ共通する点が有る。

それは違う連載が始まっても以前の作品と舞台設定は同一である場合が多いという点だ。

田中宏の作品の多くは主に広島を舞台にし、ヤンキー達の人生が流れていく事が多いという印象。

対して、高橋ヒロシは一つの高校を中心に物語が構築され、描かれた漫画が圧倒的に多い。

その高校は鈴蘭高校なのだが、この高校は永久に戦国時代なんじゃないのか!?と思わすほどに喧嘩で強い男達の物語が代々と続いている。

時系列としてはクローズからワーストへと、ほぼそのまま引き継がれている形となっているのでまとめて読むとやはり面白い。

再びヤンキー漫画の2大ヒロシについてちょっと書かせていただくと・・

田中宏は広島を舞台に登場したヤンキー達は年齢を重ねていき、いわゆる元ヤンと成るまでの中年の生活まで描かれる。

もつれ合い苦楽を共にする人間ドラマを描くのが上手い。

いわばキャラクターの人間性を描いている漫画が多い。

対して、高橋ヒロシはずっと現役のヤンキーを描き続ける。

こちらの漫画の場合は元ヤンはほとんど登場しない。

あくまで主題は誰が強いか!?という点。

この男の永遠のロマンを主題が根底にあるのが高橋ヒロシ漫画の特徴である。

そしてヤンキー漫画の特徴である天然の男の強さ(修行や鍛錬はしないという点)にこだわりがあるのも特徴といえる所かもしれない。

このあたりが刃牙などの格闘漫画と違う強さを求める男の美学の違いなのかもしれない。

スポンサーリンク

クローズ、ワースト、それは鈴蘭高校の歴史

はっきり言ってしまえば歴史小説でも読むかのような長さになってしまった稀有なヤンキー漫画。

登場人物は山のようにいるし、正直キャラの殆どはヤンキーで女っ気なしなので中盤から読んでしまうと分かりにくい。

戦国時代の勉強と一緒で、織田信長を知らずにいきなり賤ヶ岳の戦いを教えられても頭に入っていかないだろう(柴田勝家と豊臣秀吉の戦いの事)

まぁ、クローズからワースト終了までで、おおよそ6年間の時の流れだが登場キャラはとにかく多く、現実の連載期間はクローズが1990~1998年、ワーストが2001~2013年とかなりの期間を高橋ヒロシは費やした事になっている。

連載中に読んでいた時に期待しながら読むのも非常に良かったのだが、連載終了し再びちょくちょく読み返す今でも、男の戦いに胸が高鳴ってしまう(アラフォーなのだが・・)

読み返し、初見、どちらも今ならピッコマがオススメ。

さて、そんな高橋ヒロシの代表作のクローズを18巻まで、WORSTを22巻まで、と結構な量を無料で読む事が出来る。

ちなみにクローズの18巻は新1年生のゼットンとの決着がつくあたりで、WORSTの22巻は、主人公の花と天地との死闘も終了したと思いきや鳳仙学園でゴタゴタが始まるあたりだ。

言ってしまえば話が一段落は着くまでは読めてしまうので、おさらいくらいに読むのにはちょうど良いので無料で読むにはかなりのお得感があるのでかなりオススメ。

ピッコマ

ピッコマ

ついでというには恐れ多いが、グラップラー刃牙は27巻まで無料で読む事が出来るのも良い。

まとめ

一作という訳ではないが、20年近くの連載で、描かれたヤンキー漫画は他に思いつくのはビーバップハイスクールだが、あちらはヤンキー漫画界のサザエさんといった感じで平和かつコミカルな話も多い。

今となってはビーバップはヤンキーというよりは、現代では壊滅状態のツッパリの空気感があってそれはそれで面白いので日本の不良史を読み解く上では、それはソレで重要な存在だ。

現在の高橋ヒロシの最新作はジャンク・ランク・ファミリー。

そちらについてのレビューはコチラ

その他漫画レビュー記事はコチラから

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする