ステンカラーコート(バルカラーコート)ビジネス定番2大ブランドを紹介

ステンカラーコートは便利なアイテムだ。

うまく着回せば秋から春先まで使うことが出来るので私は好んで着ている。(でも真冬は少し寒いかも・・)

あと、着られる年齢層も幅広いと思うし形も流行り廃りも少ないので何色か買っておいても損のないアイテムだと思う。

そうまさに定番ファッションの一つ。

コートの2大ブランドを紹介

私の思うステンカラーコートには優秀な2大ブランドがある。

それはBrooks Brothers(ブルックス・ブラザーズ)とMackintosh(マッキントッシュ)である。

アメリカとイギリスのこのブランド、2つとも歴史ある偉大なブランド。

言うなればアメトラの雄とブリトラの雄といった所。

もちろん他にもバーバリーなど素晴らしいブランドは存在するが個人的にこの2つのブランドが傑出していると思う。

創業はブルックス・ブラザーズが1818年、マッキントッシュが1823年と日本ではいまだ江戸時代。

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brooksbrothers(ブルックスブラザーズ)

zozotownより引用

ブルックスブラザーズはアメリカで始めて既製のスーツを作った会社。

それまではオーダースーツだったと思うと衣服にも工業化の流れが出来た頃なのかもしれない。

といって既製品といえど十分に高級なモノだったのだろう。

なにせ大統領リンカーンが暗殺された時に着ていたコートはブルックスブラザーズで誂えたコートだった。

そんなアメリカ大統領までが着ていたブルックスブラザーズ、現在では野球日本代表のオフィシャルスーツも手がけている。

野球日本代表の公式スーツ

出典:ブルックスブラザーズ公式サイト

シルエット等の説明

シルエットも身幅が広めでいかにもスーツの上に着られるという感じのコートが多くある。特にラグラン袖のモノは羽織りやすく脱ぎやすい。

こう説明しているとビジネス向きな感が強いが、カジュアルで着られる物も多数あるので一度は目を通してみても良いと思う。

ブランドイメージとしては、まさに格好いいサラリーマンが着るといったイメージ。

あと歴史が古い分だけ、古着も多く流通しているが、いつの時代に作った?といったモノも存在しているので、もし購入するのなら必ず現物を見て買う方がいいと思う。

特にカシミヤでの製造品は虫食いなども化繊に比べると起こりやすいので、保管に気をつけたい所。

ブルックスブラザーズ公式サイトはこちら

MACKINTOSH(マッキントッシュ)

マッキントッシュの創業は素材から始まったと言っていい。

創業者のチャールズ・マッキントッシュがマッキントッシュクロスを開発した事により、レインコートの素材に活用し乗馬用などにも使われた。

また英国軍や英国の国鉄(現在は民営化)にも採用されておりその機能性は折り紙付きといって良い。

ちなみにマッキントッシュクロスとは二枚の生地に天然ゴムを挟み込んだ(圧着)させたもの(通称ゴム引き素材)。

これにより防水機能はバッチリ。また自然とゴム引きは防風機能も高いので下に着込んでいれば暖かい。

素材感も、くたびれる事が無くシュッとして見えることからビジネスシーンに良く合う。

デザインも普遍的なモノで10年着ても大丈夫だと思う。この普遍性が定番として挙げられる部分でもある。

ゴム引きのデメリット

そんな素晴らしいのなら全てゴム引きにすれば・・?と思うがやはりデメリットもある。

まずいわれるのはゴム臭いとの意見。ここらへんは個人差があるのでなんとも言えないが私は気にはならない。

またゴム引きのデメリットとして手入れが少し面倒くさい場合もある。クリーニング店に出すなら信頼できる店でないと不安だし、場合によっては断られるケースもある。

また縫製部は防水シートが貼られており、剥がれた際はリペアをするなどの対処が必要。

あと重量は1kgオーバーで他のコート類よりは重くなりやすい点もデメリットかもしれない。

さらに先程の防風機能の高さは言い換えれば蒸れやすいという側面もある。

デザインに惹かれるがゴム引きは敬遠したいなどの場合は、現在ではゴム引き以外の素材を使った幅広いコートを製造しているので、そちら選んで買えば良いと思う。

一度は目を通すと良いと思うマッキントッシュ公式サイトはこちらから。

個人的にコートの話ではないが、おもしろいなと思うのはポーターとコラボしたバッグが好きだ。今んとこ金欠で買えないけど・・

Macintosh公式サイトより

【オマケ】ステンカラーコート?バルマカンコート?とは

私自身が勉強不足でステンカラーコートとの明確な定義が分からなかったので調べてみると

ステンカラーコートとは、男性用の外套の一種。 他の呼び方にバルカラーコート(Bal Collar Coat)、バルマカーンコート(Balmacaan Coat)、スタンドフォールカラー(Stand Fall Collar)と呼ばれることもある。

Wikipediaより引用

とある。

バルマカーンコートとステンカラーコートは同一ではないのか?と思って調べると正確にはステンカラーコートとバルマカーンコートでは襟の違いがあるようだ。

私はずっと混同していた。いやはや勉強不足・・・。

マトメ

コートの2大ブランドについて書いてみた。

どちらのブランドもデザインが普遍的で一着あれば長く着られるもの。

ただし、一枚のコートを連用するのは、どんな素材にしても良くない事なので出来れば二枚はほしい所。

そうそう、一番のデメリットは値が張る所かもしれない。が、しかしデザインの事、素材、安心感など考えれば値段分の価値は十分に有ると思う。

この事こそがまさに定番と言える所だろう。

全体的なコーディネートをバランスどうしても考えられない、単純に面倒くさいという人は最初だけトータルコーディネート代行サービスを利用するというのもいい選択だ。

対面で気兼ねなく相談もできるし、自然に自分に合う服へと導いてくれる。

地方などで対面のサービスが受けられない場合はLINEを使って相談もできるファッションレンタルサービスを利用すればコーディネートされた服を届けてくれる。

気に入った服は買い取りも出来るのし、何よりしばらくサービスを利用することで傾向を掴んでしまえば解約しても問題ないだろう。

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